ウォール街は「密かに」暗号資産を購入──強気サインとトム・リー氏 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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ウォール街は「密かに」暗号資産を購入──強気サインとトム・リー氏

  • 機関投資家の購入が暗号資産の次の上昇局面を静かに後押ししている。イーサリアムはウォール街のアセットトークン化への動きから恩恵を受け、ビットコインは伝統的金融セクターからの一貫した買い集めが見られている。
  • トム・リー氏は、イーサリアムは過小評価されていると見ている。また、連邦準備制度理事会(FRB)が今後数カ月で利下げを実施すれば、ビットコインは25万ドルに達すると予想。市場はまだ中間サイクル段階にあると主張している。
  • 同氏が会長を務めるビットマインは、イーサリアム総供給量の5%を取得する目標に向け、10億ドル相当の株式買い戻しを予定している。

暗号資産(仮想通貨)市場は上昇傾向にあるが、一部の投資家は、この上昇は本物ではないと考えている。つまり、ファンドストラット(Fundstrat)の共同創業者であり、イーサリアム財務戦略を進めるビットマイン・イマージョン(Bitmine Immersion)の会長、トム・リー(Tom Lee)氏は、さらに大きく上昇する可能性があると見ている。

CoinDeskTVのインタビューで、リー氏は、4月に始まった暗号資産市場と株式市場の反発を、同氏が「歴史上最も嫌われた V 字回復」と呼ぶ理由を説明した。

その理由とは、トランプ大統領が関税政策を発表を行った後、市場は低迷し、エコノミストはリセッション(景気後退)を予測、多くの投資家がリスク資産を避けたためだ。市場の反発はまったくの予想外だった。

「2020年以降、投資家はあらゆる回復を過小評価してきた。今回も例外ではない」と同氏は述べた。

リー氏によると、伝統的な金融業界は、着実かつ密かに暗号資産への投資を拡大しているという。イーサリアム(ETH)は、その法的透明性と技術的信頼性から、ウォール街が推進するアセットトークン化の恩恵を受けていると同氏は述べた。

「イーサリアムはダウンタイムが一度もない。これは銀行にとって重要なことだ」

リーが率いるビットマインはイーサリアムに大きく投資している。

同社は現在、62万5000ETHと約28億ドル(約4100億円、1ドル148円換算)相当の資産を保有し、債務はほぼない。リー氏はまた、10億ドル相当の株式買い戻しを表明するとともに、イーサリアム総供給量の5%を買い集めるという目標を再度強調した。

一方、ビットコイン(BTC)は機関投資家の継続的な購入の対象となっている。リー氏は、連邦準備制度理事会(FRB)の政策変更——特に今後数カ月での利下げ——があれば、ビットコインは25万ドルまで上昇する可能性があると述べた。

リー氏は、イーサリアム価格をそのファンダメンタルズをもとに1万5000ドルまで上昇すると予想している。同氏は、真の上昇要因は、機関投資家の採用にあり、現状はその動きは過小評価されているという。

「我々はピークにいるわけではない。中間サイクルにいるに過ぎない」

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